About Product Characteristics商品の特性について
オンラインショップ掲載の商品については、実物の色に近くなるように撮影・掲載しておりますが、モニターやご利用環境によって実際の色味と若干異なって見える場合があります。また、生産時期・ロットによっても色味・濃淡に多少の違いが出ることがあります。
特に作家さんの作品についてはひとつひとつ手づくりで制作されているため、個体差が大きくでやすい商品となります。
窯元・作家さんやメーカーの品質基準をクリアしたものを当店でも再度検品した上で販売をさせていただいておりますが、それぞれ商品の特性上、製作工程で生じるものがあります。
こちらでそれらについて記載させていただきます。
下記をご確認いただき、ご了承の上ご注文をいただきますようお願いいたします。
陶磁器について
陶器は多孔質のため、お使いいただくうちに変化していきます。
使い込んでいくと表情が変化していくのが愉しみのひとつですが、若干の吸水性があるため、飲みものや料理の色・匂いが移ることがあります。
汚れを防ぐため、お使いになる前に目止めをしていただくことをおすすめいたします。
また、料理を盛り付ける前に水やお湯にさらして、十分に器に吸水させてから盛りつけるようにするとシミなどを防いでくれます。
ピンホール
釉がけ時の不純物の定着や焼成後の冷却の際に、ピンでついたような凹みが現れることがあります。これをピンホールいいます。
焼きものでは避けて通れない現象で、基本的には不良品ではなく良品扱いとなります。
当店では作風に対してピンホールが目立ちすぎるもの・多すぎるものは不良品として判断し、検品を通ったものを販売しております。
焼きものでは避けて通れない現象で、基本的には不良品ではなく良品扱いとなります。
当店では作風に対してピンホールが目立ちすぎるもの・多すぎるものは不良品として判断し、検品を通ったものを販売しております。
貫入
貫入とは釉薬を施している商品の表面に入るヒビのような模様のことをいいます。
陶器本体の素地と釉薬の収縮率の違いにより、焼成後に冷ましている過程で釉薬がヒビのような状態になって固まる現象です。
また、器を使っていくうちに貫入(経年貫入)が入ってくることもあります。
不良品ではなく、衝撃によって生じるヒビ割れとは全く性質が異なるものですので、割れや汁漏れの心配はいりません。
陶器本体の素地と釉薬の収縮率の違いにより、焼成後に冷ましている過程で釉薬がヒビのような状態になって固まる現象です。
また、器を使っていくうちに貫入(経年貫入)が入ってくることもあります。
不良品ではなく、衝撃によって生じるヒビ割れとは全く性質が異なるものですので、割れや汁漏れの心配はいりません。
キレ
フチや裏面などに入った数ミリのキレについては、その上から施釉もしくは金継ぎされ使用に問題のない状態になっていれば作風により良品扱いとしているものもあります。
色ムラ / 緋色
釉薬は手作業でかけられるので、かかり具合により色合いにムラがでることがあります。
また、焼成時の窯の中での位置によっても熱の伝わり方が異なり、濃淡や緋色がでることがあります。
いずれも焼きものの特性として生じるもので、古くから器の「景色」として楽しまれているものですので、基本的に良品として扱っています。
また、焼成時の窯の中での位置によっても熱の伝わり方が異なり、濃淡や緋色がでることがあります。
いずれも焼きものの特性として生じるもので、古くから器の「景色」として楽しまれているものですので、基本的に良品として扱っています。
ゆがみ/がたつき
陶磁器はひとつひとつ人の手を使って成形して作られているため、サイズに個体差があったり、形が少しずつ異なったり、完全な丸でなかったりします。
がたつきが大きいものは不良品として判断しておりますが、ある程度のゆらぎは陶磁器の特性による個性として、良品とさせていただいております。
がたつきが大きいものは不良品として判断しておりますが、ある程度のゆらぎは陶磁器の特性による個性として、良品とさせていただいております。
鉄粉(黒点)
陶土や釉薬を施す際に混ざった鉄分が焼かれて酸化すると、器の表面に「黒点」となって現れることがあります。
この「黒点」が器の表面に出ている状態を「鉄粉」と言います。
こちらは不良品ではなく、うつわの表情として鉄紛がでるように、土・質感・風合いにこだわって作られる作家さんや窯元も多くあります。
器それぞれの表情としてお愉しみください。
この「黒点」が器の表面に出ている状態を「鉄粉」と言います。
こちらは不良品ではなく、うつわの表情として鉄紛がでるように、土・質感・風合いにこだわって作られる作家さんや窯元も多くあります。
器それぞれの表情としてお愉しみください。
付着物・突起物
素地に含まれた小石が露出していたり、小さな塵が付着して突起物となっている場合があります。
石はぜ(小石の露出)は作家の器の景色として楽しまれてきたもので不良品ではありません。
石はぜ(小石の露出)は作家の器の景色として楽しまれてきたもので不良品ではありません。
目跡
器を重ねて焼く際、器同士が溶着しないように、小さく丸めた粘土の粒などを器と器の間にかませます。その粘土の粒を、焼いた後に取った跡が「目跡」です。
量産型の器にはあまり見られない手しごとの跡です。器のアクセントとしてお愉しみください。
量産型の器にはあまり見られない手しごとの跡です。器のアクセントとしてお愉しみください。